関ジャニ∞・丸山隆平の主演舞台『ギルバート・グレイプ』が、1月16日に東京グローブ座で開幕した。同作は、ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリ オが共演した同名映画でも知られるが、今回はピーター・ヘッジズの原作小説を、G2の脚本、演出でオリジナルに舞台化したもの。アメリカの小さな田舎町 で、知的障害を持つ弟と過食症の母と暮らす青年ギルバートの心の葛藤を描く作品だ。
中尾明慶、伊藤裕子の写真
主人公・ギルバートを演じるのは、今回が初主演舞台となる丸山隆平。映画版では多くを語ろうとはしないギルバートだが、G2演出では、とある手法を用いる ことにより主人公の心の動きを細やかに描写。初日公演前の会見で、丸山は「確かにすごいセリフの量やと思ったけど率直に楽しい。大変だった分達成感は大き い」と手ごたえを語った。弟のアーニー役には、中尾明慶。知的障害という難しい役を体当たりで演じた。印象的なエピソードとなるお風呂のシーンではびしょ 濡れになりながらも、「裏にはバスタオルがいっぱい置いてあります」と笑顔で舞台裏を明かしていた。共演は黒川智花、伊藤裕子ら。
公演は2月6日(日)まで東京グローブ座にて。その後、2月18日(金)から23日(水)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。なお、チケットぴあでは東京公演の当日券事前予約を受付中。
関ジャニ・丸山「『なんでアイツやねん』って言われないように、しっかり演じたい」
関ジャニ∞の丸山隆平が主演をつとめる舞台『ギルバート・グレイプ』が、16日、東京グローブ座で初日を迎えた。初日公演の前には、公開舞台稽古と記者会 見が行われ、会見には、丸山、黒川智花、中尾明慶、伊藤裕子が登場した。丸山は「舞台にハマりそうです。観ている人に『(ギルバート役が)なんでアイツや ねん』って言われないように、しっかり演じたいです」と意気込みを語った。
『ギルバート・グレイプ』キャストたちの1ショット写真など
『ギルバート・グレイプ』初日公演前の会見で、丸山は「台本をいただいた時、すごい量のセリフだと思いましたが、今は楽しみの方が大きいです」と本番直前 の気持ちを明かした。また、ヒロイン・ベッキー役を演じた黒川は「みんなで作り上げてきたものを、今日みなさんに観ていただけるのがうれしいです」と喜び を表した。
昨年末から行っていた稽古も順調に進んだようで、キャストたちは上演が待ちきれないといった表情を見せていた。丸山は「日々変わっていく舞台です。今日のギルバートはこうだなと日によって変わっていくのが楽しみ。大変な分、達成感は大きいです」と話した。
そんな丸山を「みんなで一緒にお酒を飲みに行った時も本当にいい子だと思った」と評するのは、ギルバートと不倫関係にあるベティ役の伊藤裕子。丸山本人 は「いつも近所のお姉さんみたいに、『いい子ね~』と言われますけど、『どこがいい子なんやろ?』と思ってました」と照れる。
今回、初の舞台を前に「舞台にハマりそうですね」と話す丸山。「いい役をもらいましたね」という記者からの声に、「はい、観ている人に『(ギルバート役 が)なんでアイツやねん』って言われないように、しっかり演じたいです。ほんまにスタッフさんに助けられて、ここまできました」と力強く答えた。
舞台『ギルバート・グレイプ』は、来月6日まで、グローブ座で上演。来月18日から23日までは大阪公演が行われる。
丸山隆平(関ジャニ∞)がジョニー・デップと同じ役で初舞台に挑戦!
ジョニー・デップと、レオナルド・ディカプリオが映画で演じ話題となった『ギルバート・グレイプ』が舞台化!! 今作で舞台初挑戦にして主演を務める丸山隆平の今作への想いとは? 関ジャニ∞のメンバーとのほほえましいエピソードも。
■「メンバーはきっと観に来てくれると思います。褒めてくれるんじゃないかな」
――ミュージカル『ギルバート・グレイプ』主演決定、おめでとうございます!初主演になりますよね。
丸山 はい、嬉しかったです! 嬉しかったですし、主演っていうことに最初は戸惑いもしました。でも、台本を読んでみたらどのキャラクターが主役でもおかしくないくらい個性強い役ばかり だし、“ああ、主演っていうのはひとりでやることじゃないねんな”って感じたんですよね。初舞台とはいえ、自分のやることをやってちゃんとディスカッショ ンできてれば、そんなに問題は大きくないのかなっていう。
――おぉ、いきなり悟りましたね。今作の映画(ジョニー・デップ主演)は観たことありました?
丸山 10代の頃、メンバーに勧められて観ました。まだ関ジャニ∞は結成してなかったけど、「このディカプリオはすごくいいよ!」ってヤス(安田)が勧め てくれて。当時はとにかくディカプリオさんの演技がすごいな!と思っただけでしたけど、今観たらまた違う感じ方をするかもしれないですよね。
――演技は『歌のおにいさん』(テレ朝系)、『フリーター、家を買う。』(フジ系)など、今までもやっていますが、舞台でお客さんの前で演じるとなるとまた緊張感も全然違う?
丸山 全然違います。ミュージカルなんてもう、未知なる領域だったんで。興味はあったし、メンバーの舞台も何度も観に行っていて、やってみたいなという憧 れもあったんだけど……だからそういう意味では、ゼロ歳だっていう気持ちで向かっていけばいいのかなと思うんです。すべてが新鮮な出来事なんで、何でも吸 収してしまおう!と思ってるんですよね。
――会見でもおっしゃってましたが、メンバーの横山 裕さんからは「グレープ(ぶどう)の舞台なんでしょ、ぶどう役って何?」と言われたとか。
丸山 まあ、彼なりのジョークだとは思うんですけどね(笑)。この舞台が決まったときに「グレープの役をやるんでしょ」って言われました。
――何か励ましの言葉はありました?
丸山 それは特にないですね。普通に「頑張りや」ぐらい。僕もそうなんですけど、メンバーの舞台やソロライヴを観に行くんですけど、その場でダメ出しとか意見はしない。それはそれぞれ個性が違うから。ただ、褒めてはくれると思います(笑)。
――コンサートやバラエティで観る丸山くんとは違う部分が見れるという期待も高まりますね。
丸山 ああ、そういう楽しみ方もあるわけか。僕というのを知ってて観に来ても、違いがあって楽しいっていう。自分ではギルバートとそんなに違わないかなとも思ってるんですけどねぇ?
――えっ!? そうなの?
丸山 だってこうやって話してる僕も僕だし、コンサートやってるときもギルバートになってるときも僕は僕だし。僕自身はいつも自然体なんで、自分では差は 感じないんですよね。確かにこういう人間くさいというかヒューマンタッチの、ひとりの人間を掘り下げていくことは今までやったことがないから、すごくやり 甲斐は感じてますし。
――関ジャニ∞のコンサートの直後に舞台が始まりますが、テンションはどうキープしていきますか?
丸山 なるほど!おいしさ倍増って感じですね(笑)。ま、どんな番組に出てるときもライヴも舞台も意識して切り替えてることはないし、自分としては「さぁ今からギルバートだ!」とはならない気がするんですけど。うん、変わらず自然体で頑張ります!
自分自身はいつも自然体だと語る丸山隆平(関ジャニ∞)が、どんなギルバートを魅せてくれるのか期待したい。舞台『ギルバート・グレイプ』は、東京公演が 1/16~2/6に東京グローブ座で、大阪公演が2/18~23に森ノ宮ピロティホールで行われる。なお、当インタビューはエンタテインメント情報誌オリ ★スタ1/24号(1月14日発売)に掲載中。
- Jan 16 Sun 2011 03:02
関ジャニ∞・丸山隆平が演じる、もうひとつの『ギルバート・グレイプ』が開幕
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